太陽光線療法

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太陽光線療法

 

 

 

 

 

 

 

 

太陽は人間の歴史が始まって以来、全能のシンボルとして

崇められてきました。古代社会においても、太陽は健康に

欠くことのできないものとして病気や治療や保健のために

積極的に利用されています。紀元前2000年頃のエジプト

人は太陽神ラーを信仰し、国王はじめ多くの人が日光浴や

日光療法に親しんだという記録も残っています。エジプトで

は、王をファラオ(太陽の子)と呼ぶのも、太陽の恩恵を良く

知っていたからでしょう。現代医学の祖とされる、医聖ヒポ

クラテスは、日光療法を医療に取り入れてその効果を研究し

ています。そうした日光療法も、中世の暗黒時代には太陽を

崇拝する異教徒の行為として排斥されてしまいました。

 

14世紀のルネッサンス時代に入ってようやく、日光の重要性

が再認識され日光療法も再び注目されるようになってきます。

日光療法の近代的な発達は、18世紀後半から19世紀にかけ

ての頃でした。太陽光線の殺菌作用の解明をはじめ、結核の

日光療法による治療など、科学的見地からも日光療法への認

識が高まりました。しかし、太陽光線は季節や気象条件などに

左右されるため、光線治療を継続的に行える人工的な光源の

発明が期待されるようになりました。

近代になってからは、日本でも太陽光を病気の治療に利用する

ようになりました。特に結核性疾患の治療に日光浴が盛んに用

いられたことは良く知られています。また乾癬などの皮膚病の

治療に日光浴が有効であることも、多くの人の知るところと

なっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

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